イケハヤさんの著書『武器としての書く技術』刺さった7つの言葉
ブログを始めるにあたって
それなりに色んな人のブログを読みました。
色んな本も購入しました。
その中でも、賛否両論があって
口調が断定的で気持ち良く
何より家族とのライフスタイルを優先しているイケダハヤトさんのことはずっと気になっていて、ついに『武器としての書く技術』を読むことが出来ました。
海外に住んでいると、Kindle版があるのは嬉しいですねぇ。。
本の感想ですが、結論から言うと
めっちゃ刺さった!!
ほんと、"ブログ運営の教科書"みたいな本で、ぼくのような初心者にも分かるように丁寧な言葉で解説されています。
その中でも特にグサグサきた言葉を紹介します。
▽イケハヤさんの名言7選
1,ーなんの感情も引き起こさないような、他の誰にも話したくならないような文章はこの世に生まれた意味がない。
はじめに、の部分でいきなり刺してきましたね。
"人の感情を揺さぶる文章"
笑いでも喜びでも、例えば怒りであったとしても、誰かしらの反応を引き起こす文章はやっぱりいいもんです。「ふ〜ん。」で終わっちゃう文章しか、ぼくのブログではまだ書けていないので冒頭からいきなり揺さぶられました。この先、心がもつか心配です。
2,ー話すことと書くことは違う、という意見もありますが、ぼくは話すように書くという意識で問題ないと思っています。実際にぼくがブログを書くときも、目の前にいる読者に語るようにして文章を書いています。
これは目から鱗です。
誰かも言っていましたが、"読者を意識すること"で文章に想いが宿ります。
漠然と、文字をタイプするだけではひとりごとですよね。ブログはふたりごと。書き手と、読み手がいて成り立つもの。ほんと、勉強になるわ。
3,ー読者に価値を与えようと意識するだけで、ここまで伝え方が変わります。
ぼくはブログを通して、健康についての正しい情報を提供したいという目的があります。どれだけの需要があるかは分かりませんが。今のところ読者は妻や友達がメインなので、少なくともその人たちのウォンツを先読みして価値を提供したい。うんうん。
4,ーあなたの言いたいことは思ったほど伝わらない。表現はちょっと強めくらいでちょうどいいのです。心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません。
きましたね、断定口調。これが気持ちいい。これくらい言い切ってくれるとやっぱり残るんですよねぇ、記憶に。
ブログの味付けは、濃いめで。
5,ー読者の疑問や不信感をなるべく先回りして、一つひとつ潰していくわけです。すると、同じことを言っていても納得感は全然違うものになるでしょう。
これはコミュニケーション能力を養うという意味でも大切なことかと。日本人なら嫌でも高い能力かな?
「こんなこと言ったら、きっとこう思うだろうな。」という風に気持ちを先読みして、「あなたは今こう思っていますよね?分かります、その気持ち。でも…」といった具合に、相手に寄り添って文章を書くと納得感が違うということ。
やってみると、確かにそうだ。
6,ー執筆は自分の「現在地」を客観的に認識するすばらしい機会となるはずです。言葉を吐き続けるためには、「バカだけどバカなりに頑張っている姿を見せる」という意気込みが必要です。
ぼくは完璧主義なので、どうしても"修正"を加えたくなります。イケハヤさん曰くブログは質より量、スピードが大事。完璧じゃない文章だとしても、世に送り出す。後から見返した時に「この文章は未熟だったな」と気付く。それはつまり成長しているということ。
そもそも、完璧な文章なんてないということ。
7,ー書きたいことを書くといっても、胸にたまっていたものをそのまま吐き出せばいいというものではありません。胸にたまっている混沌としたものが、しだいにある形を整えてくる。書こうとすることによって、より明確な形をおびてくる。あるいは書いているうちに、より明確な形をとる。それを持たねばなりません。思いが整い、言葉が整ってくる、という過程が大事です。
これはイケハヤさんが引用している辰濃和男さんという方の言葉ですが、頷ける部分も多いです。あなたも、人と話しているうちに頭の中のモヤモヤが晴れていき、形が浮かび上がってくるという経験ありませんか?話すことや書くこと、つまりアウトプットすることは、言葉を整える力があるのです。
そう考えるとブログを続けることはメリットが多いなと、つくづく感じます。
以上、刺さった言葉7選でした。
いかがでしたか?
何がすごいってこの本が出版されたのは2013年、なんと4年も前です。
それでも全く色褪せない内容。
本人も文中で触れていますが、「この先数年はこのまま使える内容だが、10年先は新しい何かが必要になる」と。
近年の流れでいうと動画コンテンツとかでしょうか?
それにしても、良著でした。
自分メモとしてざっくりまとめると
妻や友達と会話するように、価値がある情報を伝え切る。
まずはこの気持ちを意識しよう。
今日も快晴。