【後編】血液検査の衝撃の結果と、どう改善したらいいかについて
今回は血液検査の結果について記載していこうと思います。
写真から見て分かる通り、ぼくの赤血球は隣同士がくっついていますよね。
これがいわゆるドロドロの状態。
正式名称は連銭形成というそうです。
硬化が連なっているように見えることからそう呼ばれています。
まさか自分の赤血球に限ってドロドロだなんて…。。
▽ちなみにサラサラの赤血球はこんな感じ
※ひとみの赤血球の写真です。
「載せてもいいからね?」としつこく言ってくるので載せます。
では、今回はこの血液検査からどんなことが分かるのか説明していきます。
▽【前編】の記事はこちら
目次
血液検査の結果は
結論から言うと、ぼくの身体は炎症を起こしているとのことでした。
また、酸性に傾いている状態ともいえます。
▽炎症とは?
私たちの体は日々いろいろな刺激物や外敵にさらされています。炎症とは摂取する食物を通して、また取り巻く環境を通して、何らかの有害な刺激を受けた時に起こる体の防御反応の事です。有害な刺激としては、細菌やウイルスなどの病原体や、やけどや放射線などの物理的な刺激、酸やアルカリ・薬物、アルコール、添加物などの化学的な刺激、その他アレルギー反応などがあります。炎症が起こった時に生体が引き起こす反応(炎症反応)としては、局所の発赤・熱感・腫れ・むくみ・痛みがありますが、これらの反応は、有害な刺激から体を防御し、立ち直るための反応といえるでしょう。
赤血球は体内に酸素や栄養素を運んでくれるとても大切な役割がありますね。
では、身体が炎症を起こしている原因は何か?
考えられるものとしては、
肉体的ストレス、精神的ストレス、感染症、アレルギー、有毒成分、消化機能障害、高脂肪食、カフェイン飲料、また食事の偏りや不摂生との関わりがあるとのこと。
赤字の部分はまさにぼくに当てはまること。
詳細は省略しますが、他にも赤血球凝集、楕円赤血球、小赤血球など
いくつかの赤血球異常が見られました。
どれも程度は高くはないけど、やはり正常であって欲しいですよね。
どんな食事を心掛けたら良いか
まずはビタミン、ミネラルが必須とのこと。
中でも、鉄分、葉酸、ビタミンB12は赤血球の形成に欠かせません。
不足すると酸素がうまく運ばれず、疲れやすくなったり、めまいや免疫力の低下も招きます。
鉄分は肉類に多く含まれますが、野菜などに含まれるノン・ヘム鉄は身体に吸収されにくいそうです。
またビタミンB12も肉類、魚類、乳製品などの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていません。
▽それぞれの栄養素を含む代表例
・鉄分(ヘム鉄):肉類(牛肉、鶏肉、レバーなど)、魚介類(イワシ、鮭、ツナなど) ※鉄分はビタミンCと摂ると吸収効率がいいです
・ビタミンB12:海老、イワシ、鮭、ラム肉、牛肉、乳製品、卵黄
・葉酸:緑黄色野菜(特に濃い緑色の野菜)、豆類、柑橘系の果物
必須脂肪酸は体内で形成されないため、食事から摂る必要があります。
特にオメガ3脂肪酸を摂取するように勧められました。
・オメガ3脂肪酸:亜麻仁油、くるみ、魚介類(特に鮭などの赤身の魚)、大豆、チアシード
ちなみに大前提ですが、栄養素をしっかり吸収するためには腸内環境を整えておくことがキーポイント。いくら必要な栄養素を補給しても、小腸に吸収できる力がなければそのままウンチになって出ていってしまいます。
腸内環境を整えるためには日本食の得意分野である発酵食品、例えば味噌や納豆なんかがあります。
我が家でも早速、ひとみがみそ汁と納豆をたくさん用意してくれました。
まとめ
ざっくりと言ってしまうと、血液をサラサラにしましょうというのが結論。
そのためには、まずは腸内環境を整えること。
その上で必要な栄養素(鉄分、葉酸、ビタミンB12、オメガ3脂肪酸)を摂り、
避けた方がいいこと(過剰なトレーニングやたんぱく質の摂取、カフェイン)を出来るだけ減らしていく。
それが今回のゴールである
エネルギー回復力の向上
への近道ということですね。
シドニー在住の頃に初めてナチュロパスの日本人と出会い、その桁違いの知識量に圧倒されていたのですが、今回初めてコンサルを受けてみて「健康に生きていく上では欠かせない存在だな」と改めて実感しました。
日本ではあまり知られていない職業かもしれないけど、冗談抜きで知らないのと知っているのとでは今後の人生に大きく変化が現れます、マジで。
▽ちなみに今回処方されたサプリメントはこちら
D-RiboseとMagnesiumのミックス
印象的だったのは「このサプリメントで不足している栄養素が補えるなんてスゲー!」と感動していたら「サプリメントは便利だけど、出来れば食事から栄養を摂って欲しい。食べ物を口に運び、噛み、唾液が分泌され消化が始まる、そのプロセスを大切にして欲しいから」と言われたこと。
早速、家に帰って玄米を炊いて食べたときに確かに唾液が分泌されるのが分かって、何となくいつもより味わい深く、また一口一口が愛おしく感じました。
単純でしょ。
でも普段の食事で忘れてしまっていた感覚だったので、たまに思い出してはこの感覚を大切にしていこうと思いました。
最後に、今回のナチュロパスのコンサルを勧めてくれた妻のひとみに感謝。
自分の身体は自分がよく分かるっていうのは、半分は本当で半分は嘘。
主観的ではなく、客観的に見てもらって初めて分かることもある。
無理矢理にでも勧めてもらったから受けたけど、今では本当に受けてよかったと思っている。
受けていなかったら、きっと後悔していた。
いやそもそも、後悔に気付くことすら出来なかった。
それまでに身体をもっといい状態に仕上げて、当日を最高のコンディションで迎えてみせる。
おわり。