ああ、小菅村でのんびり暮らそう

集落に移住して、古民家ホテルを運営する夫婦の話

最新の医学と、目に見えない世界の話

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健康のスペシャリストになりたい

そんな大層な夢を掲げてオーストラリア留学に飛び立ったのがつい二年半前のこと。その頃は目に見える、具体的な説明をすることが可能な、科学的な知識を求めていた。お客様と対面しながら、身体を動かすことで心身ともに健康になってもらえたらいいなと、現地ではパーソナルトレーナーの学校に入学して無事に資格を取得した。その学校では解剖学や栄養学、筋肉がつくられる仕組みやトレーニング方法について、基礎的な部分を学んだ。

 

www.shunya-hitomi.com

 

その頃にひとみはというと、そんな私とは真逆の方向に舵をとりだした。

 

「目に見えないものに可能性を感じる」

 

そんな感じでスピリチュアルや代替医療の世界に進んでいった。私も今でこそ精神世界のことも信じるようになってきたが、当時はスピリチュアルというと何だか怪しいイメージがあった。その怪しさの正体は説明の難しさにあると思っている。宇宙とか、エネルギーとか、波動とか、目に見えないフワッとしたものでまとめ上げられると、何だか腑に落ちない。特に理屈で考えてしまう私は「え?それはどうゆうこと…」となっていた。

 

今でも完全に精神世界を理解できた(全てを信じられるようになった)わけではない。それでも入り口に立つようになったきっかけは、ひとみの存在と、オーストラリアで様々なセラピーを体験したからだ。

 

レイキ、キネシオロジー占星術、ボーエンテクニック、ナチュロパシー、ヒプノセラピー、オーラリーディング、数秘術、瞑想、エネルギー療法etc

 

一般の人には聞きなれないものも多いのではないだろうか。実は、上記のセラピーの中でスピリチュアルなものはほとんどない。れっきとした学問がほとんどだ。これらを体験しないまま疑っているのと、体験した上で疑うのとでは本質的に違う。何より信頼している友人・知人がおススメしていたりする。それなら受けてみようと片っ端から試してみた。

結果、どれも効果的で受けてよかったと思うものがほとんどだった。

そこで今回は、その中でも圧倒的だったものをひとつ紹介したいと思う。

 

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バイオレゾナンス医学

先日、静岡県のとあるクリニックでバイオレゾナンス医学というものを受けてきた。はっきり言って「今までのセラピーは何だったんだ」と思うほど、ダントツに狂っていた。いや、正確にはドイツ発祥のちゃんとした医療行為なのだけど、それにしてもぶっ飛んでいた。

 

バイオレゾナンス医学とは…

人間のそれぞれの持つ固有の周波数を整え、自然治癒力を引き出して身体の健康を整えていくトリートメントです。 ドイツでは幅広く医療機関で採用されています。物質は、分子のレベルまでみると微妙に振動しています。したがって、物質にはそれぞれ固有の周波数が決まっています。

人間の臓器にも、それぞれ周波数を持っていて、健康なときは本来の周波数を出しますが、不調になっているときは本来の周波数を出していません。周波数を調べることで、不調な臓器を特定し、さらにその原因まで特定していきます。

http://lavita-clinic.com/naturopathy/resonance/

 

つまりバイオレゾナンス医学では、あらゆる病気はエネルギーの滞りが原因であると考えられている。

 

私の診察の目的は「特に身体に悪いところはないが、30歳になる前に隠れた症状がないか見ておきたい」というものだった。

 

早速、施術が始まる。医師は謎のスティックを手にとり、頭から足に向かって、まるで指揮者のように棒を振っている。「心臓は大丈夫だけど、小腸がどうのこうの」「10,20,30…」という感じでブツブツと唱え始める。

 

すると「このカードを右手に持って」と言われる。

 

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こんな感じのカード

 

このカードは乳製品であったり、小麦であったり、そういったものらしい(うまく説明ができず申し訳ない)

 

身体が拒否反応を起こすカードをもつと、その部分の波動が乱れる。小麦粉だったら小腸に反応が出たりする。そのプロセスから身体に悪影響を与える原因物質を特定することができる。

 

今度は左手に、それに対抗しうるカードを持って反応を確かめる。右手に乳製品のカードをもって悪い反応が出たなら、どんなカードを左手にもてばその反応が消えるのか、それを確かめるためだ。

 

最後に、その対抗しうるカードを数枚重ねて首にぶら下げれば診察終了。

2,3種類の薬を渡されて、それ以外はカードの力でバランスを整える。早ければ一ヶ月くらいで反応は消えるようで、それ以降は食事制限をする必要はない。

 

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処方されたカードの入った袋

 

このバイオレゾナンス医学のいいところは、症状に現れていない状態でも治療を受けられることから、早期発見に繋がる可能性があることだろう。

皮膚にアレルギー反応がある人はその食材をとると症状にすぐ表れるが、そうでない人は表面には出てこず、気付かぬうちに内部で炎症を起こしている場合がある。その場合、溜まりに溜まった炎症に耐えきれず、臓器に異常が出てからでないと気が付けないことになる。それでは手遅れだ。

 

ちなみに私の診断結果は

・小麦

・乳製品

・酸化油

・生もの

が身体に悪さをしているとのことだった。まだ症状に出ていないけど、少し危険だよと言われてビビった。

 

思い当たる節はある。

オーストラリアでは毎日のようにパンとカプチーノ、そしてラーメン屋で働いていた一年間は月に20杯はラーメンを食べていた。だって太らないから。だってトライアスロン完走できるだけの体力があるから。

 

酸化した油が腰に溜まっていると言われた時は驚いた。慢性的な腰痛があったからだ。あまりにも治らないので、医者に申告することすら忘れていたのに、ピタリと言い当てられた。腰痛の原因が酸化した油なんて、誰が思うだろうか。

 

もちろんまだ診断を受けただけであって、実際に食事制限をして体質が改善されたわけではないから何とも言えない。まだその過程だが、今のところ腰の痛みは和らいでいる実感はある。引き続き経過をみていきたい。

 

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これからの時代は、何事もまずやってみようという人が生きやすい世の中になるのかもしれない。頑なに同じ場所に居続けることは、世界に置いてけぼりにされる可能性がある。もちろん、年月をかけて積み上げられた知識、伝統療法がベースになるべきだと個人的には思う。しかしここ10年でスマホや添加物やストレスなどで、新しい病気も出てきている。それならば、治療の選択肢が広がることは喜ばしいこと。必要なのは適切な方法を取捨選択する能力だ。芸能人のやっている健康法や、巷で流行りのスーパーフードを食べ続けたところで、あなたに必要なものでなければ何の意味もない。

 

私は何でも試す。

そしてどっちつかずになる。

自分のこの中途半端な感じが昔から嫌いだったが、最近は何だかしっくりくるようになってきた。理論派の気持ちも感覚派の気持ちもゆるくキャッチして、絶妙な塩梅で伝えることができるかもしれない。

 

健康の定義は日々アップデートされてきている。

これから先どんな仕事につくとしても、「心・体・魂のバランスの調和を整えること」は趣味として、生業として、自分にも大切な人にも伝えていきたいと思う。

 

ということで、私は年内は小麦、乳製品、揚げ物、生ものはあまり食べないようにしているということをやんわりとお伝えできたかと思います。(小麦は大好きだからたまには食べる)


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挑戦はつづく。